笛吹きもぐらは旅をする

笛吹きの、慢性疲労症候群の療養日記。

鬱な気分に、Moanin'

Every mornin' find me moanin''Cause of all the trouble I see ・・・ 俺は毎朝うめきながら目覚めるいいことなんか、ありゃしねぇ ・・・(もぐら訳) 「Moanin'」 Lyric:Jon Hendricks トランペットのトレーニングを続けている。 去年の初夏に本格的にリスター…

サックスのA#の指使いを変更する。

サックスのA#(Bb)の指には、おおまかに分けて、3通りの方法がある。ひとつが、bisキィを使う運指、次に、右手の指を組み合わせる運指、最後に、サイドキィ(TA)を使う運指。 どれを使っても、普通にA#が出るけれど、僕は何となく、TAを使う運指を気に入ってい…

クラリネットのカスタマイズ。

クラリネットの練習を続けている。 レジスターで音域を切り替えるときの継ぎ目、ラやシb/シ♮やドの交換に苦労している。初心者なら誰でも苦労するところだろう。僕も、管楽器経験は30年以上であるとはいえ、クラリネットに真剣にとりくんだことは今までなか…

のり弁こそ、僕のおせち。

2024年が開けた。だから何ってことはないのだが、なんとなくめでたい。 しばらくブログの記事を書いていなかったのは、年末から年始にかけてなんとなくバタバタしていたのと、演奏会が近いのでフルートの練習に時間をさいていたのが原因。この記事も、いつup…

楽器の、ラッカー塗装。

トランペットの練習を続けている。使っているのは10年以上前に買ったヤマハYTR-1335だ。コンディションはとてもいい。酷使したことがないのもあるかもしれないが、それでも4、5年は使用しているのに、ラッカー剥がれはなく、ピストンの動作もスムーズだ。近…

ランニングマシーンについて思うこと。

近頃、街中でチョコザップをみかける機会が増えた。なにかのお店が畳まれて、ああ空きテナントがでたなあなんて思って見ていたら、すぐに改装の業者がはいり、あっという間にチョコザップになってしまう。 そんなにみんな、トレーニングが好きなのだろうか。…

指をまわす、その時の、楽器ごとの個性。

クラリネットの練習を続けている。年末年始は時間に余裕があるので、集中的にトレーニングした。 何をしたかというと、楽譜と運指の対応をしっかり覚えようと、黒本でジャズスタンダードのテーマを片っ端から吹いてみた。「L-O-V-E」ぐらいなら何の問題もな…

管楽器の演奏における、「息のささえ」って何んスかね?

中学校での部活動を含め、管楽器を演奏する際によく指導されることのひとつに、「息のささえをしっかりする」というのがある。 これねー、指導する側は気軽に使ってしまう言葉なんだけど、指導を受けている側のビギナーさんにはきちんと伝わってるんだろうか…

クラリネットについて思うこと。

年末年始を、クラリネットの練習をして過ごしている。 いつまでも暖かい2023年だったが、12月の中頃を境に冷え込むようになった。こうなると、屋外で楽器を吹くのは楽ではない。日の高いうちは自宅で吹いたり、車で人気のないところへ出かけていき、その車内…

サックスのG#キィについて思うこと。

アルトサックスが欲しい。 あーもうね、もう喉から手が飛び出している。下を見ると、鼻先のむこうに、中指の先が見える。アルトサックス欲しい。 欲しいっていうか、必要。何に必要かって、やっぱりアルトサックスの学生を教えるのに、音域的にも音色的にも…

公立学校の吹奏楽部は、金管バンドでいいんじゃないか? って話。

最近、「隠れ教育費」っていう言葉があることを知った。原則無償であるはずの公立学校に通っているはずなのに、細々と徴収される教材費や、制服などにかかかる費用のことをそう呼ぶらしい。これが結構馬鹿にならない額になる、ということが、公教育の原則に…

あわただしく、須磨。

2023年の12月、なんだかバタバタしていて、知らぬ間に年末となり、2024年は北陸の地震で開けた。 季節のふしめ節目には必ず、須磨に海を見に行くことにしている。しかし、年内には時間がつくれず、年が明けてから行くことになってしまった。年始も案外、スケ…

シルバーのフルートに、シルバープレート?

フルートという楽器は、素材にいくつかの選択肢がある。 プロユースのフルートの素材として最も一般的なのは銀だろう。次に金(贅沢!)。そして、いわゆるエントリーモデルのフルートには洋白や白銅といった、ニッケル系合金の素材が使われることが多い。あ…

西宮市貝類館

オーケストラの練習場所として、時々、西宮や尼崎の施設を利用することがある。基本は神戸市内で活動しているオーケストラなのだけど、練習場所がおさえられない時、市外の練習場所に頼る。で、度々使う施設のうちのひとつ、西宮浜公民館の隣りに「西宮市貝…

よくなったり、わるくなったり。

慢性疲労症候群を患って、二年半が過ぎた。 漢方薬を使って症状を回避しながら自然治癒を待つ、というなんとも気の長いやり方で病気と向き合っているが、もう二年半か、あっという間のような長かったような。うーんでも、長いんだろうな。近頃では、「しんど…

ガソリンが高すぎる。

僕が学生の頃、レギュラーガソリンの価格は1Lあたり90円ぐらいだった。大学の近くにあったスタンドが最も廉価で、89円だったのを覚えている。 その、僕が大学生だった時代からもう四半世紀たつ。その期間にガソリンの価格は、あがったり下がったりを繰り返し…

12月になっちゃったよ。

歳を取ると一年があっという間に過ぎる、というのは年配の人の口からよく聞かれる言葉だが、僕も歳をとったせいか、一年が巡るサイクルがどんどん加速しているように感じる。もう12月ですか? 早すぎませんか? ひゃー。 特別にコレといって用事も何もない僕…

トランペットを、頑張り続ける。

結局お前は何吹きやねん、と問われれば、一応フルート吹きで、時々サックスとトロンボーンも吹いて、トランペットとクラリネットも練習中と応えることになる。しかし、これだけ種類があると、それぞれの楽器にさける練習時間は十分にはとれない。体調の問題…

セレクトジャズ・アンファイルド・3M。

サックスで、ファットリップの練習をしている。 樹脂リードだと、唇が滑ってうまく吹けないので、ファットリップの練習をする時には生リードを使っている。僕の定番は、バンドレンのZZ(黒箱)。JAVA(緑箱)とTraditional(青箱)の中間ぐらいの感じのリードで、…

ファットリップの練習には生リードがいい。

さて、ジャズをちゃんと勉強しようよキャンペーンをはっている。 サックスを、今までは基本、シンリップで吹いていた。ちょっとルーズめにして、ベンドがやりやすいようにはしていたけど、下唇を巻いてはいたので、これはシンリップ。 しかし、シンリップを…

フルートでジャズって、どう?

ジャズの演奏で使われる管楽器といえば、という話をするなら、一番はやはりサックスだろうか。ビッグバンドで使う楽器が基本なので、あとはトランペット、トロンボーン、そしてリズムセクション(ピアノ、ベース、ドラムス、ときどきギター)。そして、サック…

やっぱりジャズはカッコいい、みたい。

中学校の吹奏楽部に指導のお手伝い係として出入りするようになって、数年たつ。何校かお邪魔したが、どこの学校でも暖かく迎えてもらえた。有り難いことだと思っている。 管楽器なら何でも吹く僕だけど、メインの楽器は一応、フルートだ。しかし、一番持ち出…

すふれにゃーん。

11月中頃、唐突に真冬のような天気になった。今年の気候はとにかく、極端だ。寒さはいったんゆるんだけど、月末にはまた、ひどく寒くなるらしい。 そういう気候なので、何に悩むって、服装だ。ひどく冷える日には、真冬仕様の格好でなければ耐えられないし、…

曲を吹く、というステップ

トロンボーンの本番が終わったので、クラリネットの練習を再開している。 僕の場合、シングルリードはサックスで慣れているので、トランペットと違って音は簡単に出せる。クラリネットで問題になるのは運指。シャリュモー音域(低音域)とクラリオン音域(中音…

トランペットのアンブシュアを根本から見直す

トランペットの練習を続けている。 5月に楽器が戻ってきたので、そろそろ半年くらい練習していることになる。よほどの事情がない限り毎日吹いているが、上達の具合は、簡単な曲をちょっと吹くくらいなら何とかなる程度。そのレベルに達したのが、夏の終わり…

気候の変化が、急すぎる。

11月の最初の連休は、屋外のステージでトロンボーンを吹いた。 晴天に恵まれたのはラッキーだったが、とにかく暑かった。東京は十数年ぶりの11月の夏日だったらしい。神戸が夏日だったかどうかは知らないが、ジャケットまで汗が染み抜けるほどの暑さだった。…

フルーツ・フラワーパークって、道の駅なの?

道の駅というものが、ブームになって世間を賑わしたのは、一体何年前だろうか。コロナの前だったのは間違いないように思う。テレビをつけるとどこの局でも、どこどこの道の駅にはどんな施設があるとか、どんなグルメがあるとか、何がバエるとか、そんなこと…

カスタム・カエデ

僕は暗記が苦手だ。 ある程度まとまったボリュームのあるテキストとか、楽譜とかを、まるっと全部、正確に覚えるということができない。いくら時間をかけてもダメで、部分的にとか、途中までとかなら覚えられるのだけど、全部を正確に、っていうのが無理。 …

クラリネットの初回点検。

トロンボーンでのる本番があるので、クラリネットの練習を中断している。 何せ、10年以上ぶりにトロンボーンでステージにあがる。できるだけの準備はしたい。楽器をさわれる時間はほとんどトロンボーンに割くことになるので、必然、クラリネットを触る余裕は…

トランペットの練習は、柔軟性が大事。体も、心も。

マイルス・デイヴィスの写真を見ると彼は、顔面に対して水平以上の角度でトランペットを構えていることが多い。極端なベルアップやベルダウンの姿勢で撮られる写真をよく見るが、そういう意味の角度ではなくて、ベルが鼻側に近いか、顎側に近いか、という話…