笛吹きもぐらは旅をする

笛吹きの、慢性疲労症候群の療養日記。

2024-01-01から1年間の記事一覧

レジェール・シグネチャー ヨーロピアンカット

クラリネットの練習を続けている。 4月は、少し時間に余裕があったので、3月までよりは練習をしたように思う。スギやヒノキの花粉の飛散が収束し、暖かくもなったので、自宅だけでなく、屋外でも吹いた。外で吹くのは気持ちがいい。単純に、春風を浴びながら…

galaxのクリーニングペーパー

galaxのクリーニングペーパーを愛用している。 確か、大学生の時に、クラリネットの後輩が使っているのを見て、「ちょうどいいサイズじゃん」と思って使い始めたはず。それまでは、ヤマハの千切るタイプのクリペを使っていた。galaxに乗り換えるまでは、ヤマ…

バンドレン・ZZ

アルトサックスの練習に取り組んでいる。 練習をすると、リードを消費する。これ、リード楽器では当たり前。消費したら、買わないといけない。僕の使っているバンドレンのトラディショナル(青箱)は、一箱10枚、定価で5000円(+ tax)。以前アルトを吹いて…

ブーツのフック交換。

以前、バイクに乗っていた名残で、今でも時々、ブーツを履く。 中学校に行くと、どうしても靴の脱ぎ履きがあるために、ここ何年か足を入れる機会は少なくなっているが、用事のない日や荒天の時には、ブーツを選ぶ。ブーツは好きだ。足ががっちり守られている…

管楽器を「吹ける」ようになるまでの期間は、1~2年。

思ったより咲き始めの遅かった桜は、4月の中頃に盛りをすぎて、今は若々しい葉を芽吹かせている。 これくらいの季節になると、気温が安定すると同時に、僕の大敵であるヒノキ花粉もピークアウトする。花粉症の僕に、やっと春らしい春がやってくるのだ。マス…

クラリオン音域を練習中。

クラリネットの練習を続けている。 他の楽器のトレーニングに割く時間が多いので、クラリネットはあまり吹かないのだけど、余裕がある時にはなるべく触るようにしている。別に本番があるわけではないから曲をさらうわけでもないし、中学生に教える時に伝えら…

ラーメンが、無性に食べたい。

「わかっている筈だ!! ママの食いわずらいを止めるには その食べ物をさし出す他ない!!!」 「ONE PIECE」 尾田栄一郎 ジャンプ・コミックス 先だって、王子動物園の夜桜を見に行った。 その帰り道、お腹がすいたので、そういえば近くにもっこすラーメンの王子…

コロッケそばが、無性に食べたい。

「ママの"食いわずらい"!!にも困ったものだボン!!」「コレが食べたいと頭に浮かんだものが口に入るまで破壊が続く・・・!!!」 「ONE PIECE」 尾田栄一郎 ジャンプ・コミックス 僕は食べたいモノが口にはいるまで破壊を繰り返したりはしないが、アレが無性に食べ…

「Autumn Leaves」、サイコウ。

アルトサックスを手に入れたので、黒本のEbから馴染みのある曲を拾って練習している。楽器を出して、まず基礎練習でウォームアップし、それから少し曲を吹く。まだ十分にカンが戻らないので、基礎練習が中心だけど、それだけじゃつまらないでしょ。だから、…

「You'd Be So Nice To Come Home To」って、なんて意味?

十数年ぶりにアルトサックスを手に入れたので、練習をしている。 テナーはずっと吹いているので、そちらであれば標準的な音域は何の問題なく吹けるけど、だからといってアルトが十分に吹けるかと言えばそうはならないのが、同属楽器の難しいところだ。 なの…

バンドレン・V16 A6M

アルトサックスを手に入れたので、リハビリをしている。 管楽器には同属楽器というものが存在する。フルートであれば、ピッコロ・コンサートフルート(いわゆる、普通のフルート。笛吹きはこれを、「並笛」と呼ぶことがある)・アルトフルート、トロンボーン…

ヤナギサワ・クラシックモデル AC140

ヤナギサワのアルトサックスを買った。日本でサックスを買うと大抵、たくさんの付属品がついてくる。しかし例えば、ケースがついてくるなんていうのは、日本に住んでいる僕には当たり前のように感じるが、海外ではケースは自分で別に買う物なんだってさ。個…

ヤナギサワ AWO1(ライトモデル)

慢性疲労症候群のリハビリのために、中学校の吹奏楽部を教えるお手伝いをしている。 お手伝いをすると、お給料がいただける。その、いただいたお礼がそれなりにまとまった額になった。なので、かねてからの念願であったアルトサックスを手に入れることにした…

わけわからん、ではダメ。

警備員さんが叫んでいる。「もー、わけわからん! ここが、最後尾!」 コロナでしばらく中断していたが、灘区の王子動物園では桜の季節になると、夜桜見物のために一部通路が夜間に解放される。何年かぶりかのことだったので、僕も久しぶりに見に行くことに…

スジャータの硬すぎるアイスが、あまり硬くない。

新幹線の車内販売が終了したのが、確か、去年のことだっただろうか。 僕が子どもの頃にはまだ、食堂車があった記憶がある。その食堂車がやがてなくなり、今度はあの、カートで車内をめぐってくる車内販売もなくなってしまった。従って、車内で飲食物を買い求…

横浜が僕を呼んでいる。

以前、神奈川県の横浜市に住んでいた。10年以上いたと記憶している。大学進学で住み始め、卒業後も関東圏で仕事をしていた。 横浜では音楽もずっと続けていた。高校生まで吹いていたフルートはそのまま継続し、就職した後に、トロンボーンとサックスを習い覚…

「How High the Moon」⇔「Ornithology」

「Confirmation」と平行して、いくつかの曲を覚えようとしている。「How High the Moon」と「Ornithology」もそれぞれに、そのうちのひとつだ。 ジャズスタンダードではよくあることだがこの2曲も、有名曲のコード進行を借りて別のメロディを載せ替えてテー…

「やれっ」と言われて出来ない「Confirmation」。

チャーリー・パーカーの代表曲のひとつ、「Confirmation」をさらっている。 横浜でジャズスクールに通っていた頃、師匠に「ジャズは基本、暗譜だ」と言われた。暗譜・・・苦手です。でも、その教室で発表会に出ろと言われた時には、ちゃんと暗譜したような記憶…

今日買って、明日の本番で使えない楽器。

人間に霊があると同様に動物にも植物にも霊がある。そして、器物も百年を経ると霊が宿るようになり、これを付喪神という。 「決定版 日本妖怪大全」 水木しげる 講談社文庫 他の楽器ではどうだか知らないが、管楽器には、「今日買って、明日の本番で使える楽…

バンドレン・V16 A5M

時々、アルトサックスを吹く。ボディはお邪魔している中学校のものを拝借するが、以前にYAS-62を所有していた名残で、マウスピースだけは持っており、その自分のマウスピースを借り物のボディに取り付ける。僕のアルト用マウスピースは、バンドレンのV16、ミ…

黒本はバイブルである。

ジャズのスタンダード集はいくつかあるが、2024年現在、おそらく最も広く使われているのはリットー・ミュージックから刊行されている「ジャズ・スタンダード・バイブル(納浩一 編・著)」ではなかろうか。「ジャズ・スタンダード集」のようなキーワードでAm…

ひなまつり。

我が家には娘がいるので、3月になるとひな人形を飾る習慣がある。コンパクトな親王飾りのおひな様は、娘が生まれた年の春に買った。親王飾りは、場所をとらないし、飾るのも片付けるのも手軽でよい。狭小マンション住まいには最適である。 僕は男兄弟だのだ…

暖冬でも倦怠感。

この冬は暖冬だった。 何を根拠に僕がそんなことを言うかというと、ガス代の請求書だ。去年よりも、ガスの使用量が少ない。そういや、床暖房なんて全然使わなかったなあ。何回か使ったけど・・・でも、ほとんど使わずに済ませた。カセットコンロ用のガスボンベ…

チロルチョコ

妻が、近所の大型スーパーの客寄せイベントでチロルチョコをもらってきた。バレンタインが近かったからかな? チロル「チョコ」とはいうけれど、チョコレートとは思えないネーミングの種類も混じっていて面白い。「きなこもち」っていうのがあるな・・・まだ開…

小澤征爾、去る。

二月一日、神戸から貨物船淡路山丸で出発した。埠頭で見送りに立っていたのはたった三人、明石にいる友人とその母上、それに兄貴だけ。貨物船なのでよその見送り人もない。まことに静かな旅立ちだった。何とも複雑な気持ちである。 --- こいつは大変なことに…

課題曲

数年前から、吹奏楽部の指導のお手伝いとして中学校にお邪魔している。 いくつかの学校でお世話になったけど、僕みたいなのを使ってみようという学校には大抵、それなりに大きなバンドがある。そして、ある程度まとまった規模のバンドは、吹連のコンクール(…

「チューバはうたう」再読。

趣味、チューバ 「チューバはうたう」 瀬川深 筑摩書房 瀬川深さんという方の書いた「チューバはうたう」という作品が好きだ。最初に読んだのはもう10年以上前になるだろうか。大学在学中ではなかったように思うので、20年はまだ経っていまいが、ずいぶん前…

村上春樹は、ジャズである。

サチは毎晩、88個の象牙色と黒の鍵盤の前に座り、おおむね自動的に指を動かす。そのあいだはほかのことは何も考えない。ただ音の響きだけが意識を通り過ぎていく。こちら側の戸口から入ってきて、向こう側の戸口から出ていく。・・・ 「ハナレイ・ベイ」 村上春…

シューベルトのアーティキュレーションとフレージングは不思議。

わたくしといふ現象は仮定された有機交流電燈のひとつの青い照明です(あらゆる透明な幽霊の複合体)風景やみんなといつしよにせはしくせはしく明滅しながらいかにもたしかにともりつづける因果交流電燈のひとつの青い照明です(ひかりはたもち その電燈は失…

音の強さと、ピッチコントロール。

遊び相手になってくれている吹奏楽部の中学生(チューバ奏者)から、「強く吹くとピッチが上がって、弱く吹くとピッチが下がっちゃうんですけど、どうすればいいでしょう?」とアドバイスを求められた。キミ、そこに意識がいくとは、中々やるじゃないか。そ…