笛吹きもぐらは旅をする

笛吹きの、慢性疲労症候群の療養日記。

2022-01-01から1年間の記事一覧

季節の変わり目の体調不良

梅雨が明けたそうだ。 観測史上最も早いとか、二番目ぐらいだとか・・・6月中の梅雨明けというのは、それくらい珍しいそうだ。確かに、梅雨明けって7月初旬から中旬のイメージがある。 北関東ではもう40度以上を記録したところがあるらしい。神戸がそこまで暑く…

センチュリー3776の実用性

万年筆は時々洗浄が必要な筆記具だ。染料インクであれば半年に一度、顔料系インクであれば季節に一度くらいの頻度でペン先を洗わねばならない。 それ以外にも、詰めるインクの種類を変える時には当然、洗浄を行う必要がある。先だって、ずっと赤系の染料イン…

野良犬

街中で野良犬をみかけなくなって、どれくらいになるだろう。 外飼いの犬もみかけなくなった。いつの間にか、「犬は家の中で飼うもの」という意識が世間に定着して、リードにつながれて散歩をしている以外には犬に表で会うことはなくなった。猫はまだ自由に出…

パイロット・ブルーブラックとブルー

パイロットのブルーブラックインキ、70mlのボトルの水位が半分を切った。 ボトルの形状が尻すぼみなので、ここからの減りはけっこう早い。頓着せずに使っていると、知らぬ間になくなっている。空っぽになってから「しまった、インクがない!」と慌てたくはな…

ランドセル

来春、末っ子が就学する。 日本の習慣として、小学校では通学にランドセルを使う。こんな重くて使いにくい鞄をなぜ? と思うが、ネットで調べると学習院が発祥で、もともとは兵隊の雑嚢だったんだって。なんでそんなもん、令和の時代になってまで使わなあか…

街の鳥は警戒心をどこにおいてきた?

近頃、鳩の警戒心がなさすぎて、他人事ながら心配になってしまう。歩いて近寄って行っても全然逃げないし、車でさえ避けようという気がなさそうに見える。時々、轢いてしまいそうになる。稀に、轢かれている鳩も見る。人慣れしすぎたのか? それともナメてい…

写真にはフレームが必要だ

絵画や版画、写真、オブジェの周囲をマットや額縁で装飾して保護することを「額装」と言いますが、この言葉は主題そのものを引き立てると同時にそれらが飾られる空間をも装飾するという意味を含むと言えます。 「ENCADREMENT」 Atelier YO 草土出版 北野のス…

梅雨入りしました

今年も紫陽花が咲いた。 紫陽花は数少ない、花に興味のない僕が子どもの頃から名前を知っている植物のひとつだ。だからというわけではないが、梅雨の季節を迎える頃に紫陽花が咲くのを見ると、なんとなく嬉しい。紫陽花は素敵だ。淡い色の優しさも好きだし、…

コンクール

なんだろうな、吹奏楽部の活動における、このコンクールというやつ。これがあると思うと嫌になるのだけど、なければないで、寂しい。 僕は勝負事が嫌いだ。スポーツでもゲームでも賭け事でも、とにかく勝ちだの負けだのと笑ったり泣いたりするのが・・・なんと…

指揮ってなんなのよ?

合奏というものが起こり、それが次第に多人数になって来た時、演奏者達は「音出し」のきっかけを何らかの手段で与えられる事を、必要とする様になった。 「【改訂新版】指揮法教程」 斎藤秀雄 音楽之友社 指揮の何たるかをもう一度確認しようと思って、指揮…

立ち食いそば

少し前に、用事があって三宮のヤマハに来た。その時に、立ち食いそば屋さんの前を通り、いい香りがしたので「そば食べたいかも」と思い、その時はお腹が空いていなかったのでスルーしたのだけど、ダシの香りが鼻の奥から抜けず、どうしても忘れられなくなっ…

エネループ

子どもを持つ家庭にとって不可欠なものがある。それは、電池式のおもちゃに使う乾電池だ。 おもちゃのエネルギー源である電池に、使い切りの乾電池を使うか、充電式のバッテリーを使うかは、なかなか迷いどころだ。僕の家では、あまり電力を消費しないラジコ…

サンシャインワーフ神戸

暑くなってくると、無性にマックシェイクが飲みたくなる時がある。盛夏になってしまうと、かえって欲しくなくなるのだけど、五月六月の暑くなりさしの頃には、バニラアイスみたいな、ちょっと甘くてこってりした冷たいものがおいしい。 先だって、神戸の東の…

マーチの難しさ

一昨年、吹奏楽コンクールはパンデミックのために実施を見送られたが、去年は行われた。で、今のところ、今年も実施されそうな見通しである。 そういうわけで、僕の遊びに行っている中学校の生徒さんたちもコンクールで演奏する曲を練習中だ。演目には課題曲…

ジンバブエ→深江

三宮を歩いていたら、大きな荷物を抱えた女性が階段のてっぺんで困っているのをみかけた。見た感じ、アフリカ系の若い女性で、大きなボストンバッグと大きなスーツケースを引きずっている。で、ボストンバッグを左肩に抱えたままスーツケースを持ち上げよう…

プラマンとプラマン・トラディオ

どんだけぺんてる好きやねん、と思うぐらい、身の回りにぺんてる製品が集まっていることに、最近になって気づいて自分でも驚いている。グラフやケリーのようなシャーペンもぺんてる製だし、時々使う筆ペンもぺんてる製だし、そういや最近使わないけど昔愛用…

文具祭2022

ある日妻が、「消しゴムハンコを作るイベントやってるよ」とスマホを眺めながら言った。唐突なので驚いたが、どうやら休みの日に子どもを連れ出す場所を探していたら、そういうイベントを見つけたらしい。娘が消しゴムハンコを作るのが好きなので、ちょうど…

一年経ちました/慢性疲労症候群のその後。

確か、去年の今頃だったと思う、急激な疲労の蓄積と体重減少が始まったのは。 元々69kg台だった体重が、頭痛をきっかけに断酒したせいで減り始めたのが2月。ゆるゆると2kg減って「もうちょと減ればいい」なんて思いながら迎えた四月の転職。新しい職場では、…

パール率上昇中(フルートの話)

僕が子どもだった頃、パールと言えば打楽器だった。吹奏楽部のスネアのヘットにパールと書いてあったっけ。あ、いや、ドラムセットのバスドラムの方だったかな? ちょっとうろ覚えだけどとにかく、パールと言えば打楽器。 だから、そのパールがフルートも作…

どーなるニッポンのブカツ。

死んだ兵士の残したものはこわれた銃とゆがんだ地球他には何も残せなかった平和ひとつ残せなかった 「死んだ男の残したものは」 「うたⅡ(SCHOTT)」より 谷川俊太郎(詩) 武満徹(曲) 僕が吹奏楽部の外部指導員などということをしているので、まだ小学生…

指揮棒

中学校の吹奏楽部に、外部支援員という立場で週に数度、お邪魔している。慢性疲労症候群のリハビリとお小遣い稼ぎ、というのが表向きの理由で、中学生と音楽で遊んで楽しもう、っていうのが本音。僕は音楽に関わることなら誰と何をしていたって楽しいので、…

ぺんてる・ケリー

ぺんてるの商品に、万年CIL、通称「ケリー」というシャープペンシルが存在する。先だって試し書きしてみたら感触がとてもよく、その時は買わなかったのだけど、ずっと気になっていたので、やっぱり手に入れることにした。レギュラーのカラーバリエーションが…

ガッチャマン

神戸に住んでいると、関西のローカルテレビ局「サンテレビ」を受信することができる。阪神の試合は必ず中継することで有名な局だが、野球を見ない僕にはあまり縁がない。しかしなぜか近頃、我が家のテレビは毎朝、サンテレビを受信している。何故かというと…

制限無しのGW

行動制限のないゴールデンウィークが終わった。まだマスクの手放せない生活は続いているけれど、お上の釘刺しのない連休は、三年ぶり。 どこへ旅行するのも勝手ということではあったが、そう言われるとかえってどこにも出かける気になれなくて、神戸でのびの…

国道174号線

国道174号線は、日本一短い国道なんだそうな。その長さ、187.1m。ふーん。なんだろう、僕は国道マニアではないのでよく分からないが、「みじかっ!」と驚くほど短くもないような気がする。これが、例えば3mぐらいだったら「みじかっ!」ってびっくりするんだ…

新港第一突堤

調子のいい時もあれば悪い時もあるが、いい時はなるべく出かけて運動するようにしている。ここのところイマイチな日が続いていたが、雨上がりの爽快な晴れの朝、久々に調子がよかったので、散歩に出かけた。 最初は、メリケンパークにでも行こうかと思いなが…

サンパル

三宮の東側、中央区役所一帯の再開発が行われるようだ。 中央区役所は旧市役所跡地に移転されるらしい。勤労会館の機能の移転先は知らない。図書館はKIITO内に移されるとか。サンパルも取り壊しなんだって。 サンパルに入居していたテナントは、すでにほとん…

KOH-I-NOOR 5306/できるなら何してもいいってもんじゃない。

先だって衝動買いしたコヒノールの芯ホルダー、使い道に困っている。 別に、無理に使わなくたっていいけど、買った以上は使いたい。目的と手段が逆転しているのはよくないことだが、僕は貧乏性なので、払った分のお金のモトはとりたいタチなのだ。何をもって…

プラチナ・プレスマン

以前、コクヨ製鉛筆シャープのことを書いた時に、合奏時に楽譜のマークアップやメモの書き込みをするためにプラチナ製プレスマンではちょっと細かった、ということを書いた。で、長い間プレスマンを死蔵していたのだけど、近頃はまた、プレスマンを握る機会…

三菱uniの色鉛筆

写真の勉強をするのに、妻のトンボ製色鉛筆を借りていたのだけど、やっと自分用に、三菱uniの色鉛筆、No.880を買った。 学用品グレードの36色である。子どもの頃は、この36色という色数に憧れたものだ。普及品ではあるが、36色の色鉛筆が手元にあるのは、何…