笛吹きもぐらは旅をする

笛吹きの、慢性疲労症候群の療養日記。

サンシャインワーフ神戸

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 暑くなってくると、無性にマックシェイクが飲みたくなる時がある。盛夏になってしまうと、かえって欲しくなくなるのだけど、五月六月の暑くなりさしの頃には、バニラアイスみたいな、ちょっと甘くてこってりした冷たいものがおいしい。
 先だって、神戸の東の方に車で出かけた時に、なんだか急にマックシェイクが飲みたくなって、「そういやサンシャインワーフにマクドあったっけ」と思い出して立ち寄った。

 最後にサンシャインワーフに来たのはいつだったろう。確か・・・まだ娘が水泳教室に通っていた頃に、それまで着ていた水着が小さくなったのを買い換えに来たのだっけ。それが確か、世界がパンデミックの騒ぎに巻き込まれる前のことなので、三年前くらいになるのだろうか。久しぶりに来たけど、全然変わってないなあ。三年前に来た時の、さらにその少し前に高潮で大きな被害をうけたサンシャインワーフ。その高潮をきっかけにリニューアルが行われたように記憶している。ぱっと見た感じ、リニューアル直後の姿から大きく変わった感じはしない。マクドナルドも、ちゃんとあった。

 台風の季節になっても、直撃コースにのることの少ない神戸だが、それでも時々、ひどい雨風に襲われる時がある。それが満潮のタイミングと重なると、高潮になる。神戸は坂の街なので、海側でも広範囲で高潮被害が出るということはほとんどないが、海際は時々浸かるのだ。あのときは確か、メリケンパークも水浸しになったんだったかな。いや、それはその前の高潮だっけ? 記憶は定かではないけれど、フィッシュダンスホールが沈んで大変だったと聞いたことがある。
 サンシャインワーフは被害から復旧まで、一年近くかかったように覚えている。水の被害はおそろしい。僕の住んでいる場所の海抜は、海際ほど低くはないけれど、もし東北を襲ったような津波がきたら、他人事ではいられない。災害から身を守り、その後の生活再建をどうするか、やっぱり普段から考えておかなきゃいけないんだろうな。

 それはともかく今のサンシャインワーフは、のんびりひろびとした、素敵なショッピングモールだ。ファミリー向けのレストランもたくさんあるし、これが近所にあると便利だろうな。そういや、ここから神戸大学の深江キャンパスが近い。先だって三宮でみかけたジンバブエの学生さんも来たりするだろうか。来たりするかもね。