笛吹きもぐらは旅をする

笛吹きの、慢性疲労症候群の療養日記。

暖冬でも倦怠感。

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 この冬は暖冬だった。
 何を根拠に僕がそんなことを言うかというと、ガス代の請求書だ。去年よりも、ガスの使用量が少ない。そういや、床暖房なんて全然使わなかったなあ。何回か使ったけど・・・でも、ほとんど使わずに済ませた。カセットコンロ用のガスボンベを使うポータブルのガスストーブも、箱に仕舞ったままである。この冬は、暖かかった。間違いない。

 僕たち都市生活者にとっては、暖冬は歓迎すべきことである。そりゃあ、ひどく寒い冬よりは、ほどほどの寒さの方が有り難い。暖房費は安くすむし、朝に蒲団から出るハードルも低い。しかし、寒さが出来不出来に影響のでる野菜を育てている農家さんや、積雪をあてにしている仕事に就いている人たちにとっては死活問題だろう。
 反対に極端に冷え込む冬もまた困りものだが、しかし、冬は冬らしい冷え込みをするのが、一番いい。冬は冬らしくあるべきだ。

 で、この冬は気候としてはあまりタフではなかったのに、それでも、季節の変わり目になると僕の体は不調を訴えてくる。
 2月に入ってからずっと倦怠感が続き、月末には風邪までひいた。1月が、疲労を蓄積しながらもわりと好調だっただけに落差が大きく、その分、辛く感じる。ブレインフォグもひどい。こうやってキーボードに向かっていても、全然言葉が出てこない。
 ま、そんなときは無理しないに限る。写真でも撮り歩いて、体を動かしながらやり過ごそう。