笛吹きもぐらは旅をする

笛吹きの、慢性疲労症候群の療養日記。

コロナはどこいった?

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 神戸でも、外国からおいでになった観光のお客様をたくさん見かけるようになった。コロナの忌みがあけたのだ、という感じがして、喜ばしい。しかしその一方でやはり、人の交流が増えればその分感染症も広がりやすいという注意喚起の報道も増えていて、コロナだけでなく、ヘルパンギーナなどのウィルス・細菌性の感染症には警戒が必要なようだ。バランスをとっていかなきゃいけないんだろうなあ。僕に出来ることはなんだろうか、などと考えるけど、よく分からない。知り合いといえども無駄な身体接触は避けたり、必要のない外出は控えたり、パンデミックの最中に言われたようなことは結局、継続しているけれど、効果あるのかな? 分からん。

 何に迷うかって、マスクをするべきなのかどうか、というのが一番迷う。まだマスクをつけている人は多いけど、全員ってわけじゃない。近頃は暑いので、僕はもう、基本はマスク無しですごしている。しかし、例えば公園だとかで、子どもの友だちの親にばったり会ってあいさつなんかする時、相手がマスクをしているのにこっちが着用していないと、ちょっと申し訳ない気持ちになる。
 不思議なもので、コロナが流行り始めた当初は、マスクを夏でも着けていることに強い違和感があったのに、今では着けないことに居心地の悪さを感じている。変なの。

 また慣れなきゃいけないんだろうなあ、と思う。前には、マスクを着けていることに慣れる必要があったけど、今度はマスクを外すことに慣れる必要があるらしい。このあたりの、感覚の修正というのは、思った以上に大変だと感じる。中学生なんて、女の子を中心に、未だにずっとマスク生活を続けている子が多いけど、分かるよ、その気持ち。だから、無理に外せとは言いません。言えません。

 ところで、ここんとこ、全然コロナのことが話題にならないけど、感染者数って今、どの程度いるんだろうか。報道もあまりされないし、周囲にも「コロナに罹りました」って人はいないし、もうホントに、どっか行っちゃったの? って感じ。でもさ、絶対そんな訳ないよね。あれだけ大騒ぎして、大勢の人が罹患して、病院は今でもまだまだ厳戒態勢だし、コロナが消えてなくなったなんてことは、ありえないよね。
 とすると、いつかのタイミングでまた、爆発的に流行する可能性もあるはず。それが夏なんじゃないかって予想もあったけど、今んとこ、パンデミックのニュースはきいていない。その静けさが、かえって恐い。