2021年が終わる。
2020年に引き続き、コロナに大騒ぎした一年だった。そして、慢性疲労症候群などという得体のしれぬ症状に悩まされた一年でもあった。
しかしどんな年であれ、地球が太陽の回りを一巡りすれば終わる。そして、寄せては返す波のように、干いては満ちる潮のように、一息ごとに僕は生き、日が昇っては沈む毎日を繰り返す。それだけのことじゃないか。
そんなことを考えながら、年末の須磨海岸を歩いた。
さようなら、2021年。ようこそ2022年。来年の海には、どんな波がやってきて、どんな風が吹くのだろう。ふん、知ったことか。歩ける方に、歩いていくだけさ。
でも、ただ同じ事を繰り返すだけでは、やっぱりつまらない。何か、今までやったことのないようなことを、来年もやってみたい。今年は失敗だったし、来年も失敗するかもしれないけど、買わない宝くじは当たらないのだ、挑戦だけはしてみたい。
ああでも、チャレンジできるだけの体力はつけておかないとね。
だから今はとにかく、歩く、歩く、歩き続ける、真冬の砂浜。あー寒かった。