笛吹きもぐらは旅をする

笛吹きの、慢性疲労症候群の療養日記。

無印良品のA4ノート


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 ツバメのノートを一冊使い切ったので、代わりのノートを買った。何も考えずツバメをリピートしようとしたのだけど、無印のA4ノートがずいぶん廉価なので、一度試しに使ってみることにした。
 無印良品のA4ノートは、30枚の7mm罫。40枚の8mm罫を普段使っている僕には、ちょっと薄くて、ちょっと狭い。お値段は税込み150円。ツバメのA4・40枚が420円(Amazon)なので、一枚あたりの値段は半分近い。もし「これでいいや」って気持ちになれるなら、無印がいいに決まってる。

 まず問題になるのは、7mmの罫線。うーん、やっぱりちょっと狭いな。国産万年筆の中細字で書いて、ちょうどぴったり。ルビを振る余裕はないかも。中字だと、画数の多い漢字はみ出す。僕は、罫線幅にあわせて文字の大きさを変えるタイプではない。一行に二段使うと14mmになるが、それだとさすがに広すぎる。ていうか、7mmは7mmでも、ちょっと狭めになってない? 無印の7mm罫は、A4ルーズリーフも同じ7mmのはずなのだけど、ルーズリーフの方がちょっと広く感じる。なんでだろう?
 次に厚さ。30枚は開いた時に左右のバランスが大きく変わらなくていい。100枚のノートなんかだと、最初の方や最後の方は、薄い方の下に別のノートを敷かないと書けないぐらいバランス悪いけど、30枚は問題なし。まあそこは、40枚も同じだけどね。個人的には、ノート一冊の分量として40枚くらいあった方が僕の好みではあるけど、二冊使って60枚でもそちらの方が安いから、価格をとるかユーティリティをとるかってことだな。
 紙質は、価格に対して十分以上。ややクリームがかっていて眩しくないし、渋めのフローのペンなら裏抜けもない。書き心地も、最高とまでは言わぬまでも、満足できる。適度なひっかかりがあり、ムラがない。いい紙だ。

 無印のノート、スペック的にはちょっと物足りないけど、悪くないなあ。コストパフォーマンスは言うことなし。いいノートだと思う。そういう訳で、30枚のノートで十分な時は無印のA4ノートを使うことに決め、ストックしておくことにした。
 無印の文房具、あなどれない。バリエーションを絞り込んでコストを抑制しているのが、性能と価格を両立させる秘訣だろうか。素晴らしい。


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