笛吹きもぐらは旅をする

笛吹きの、慢性疲労症候群の療養日記。

ポートアイランドスポーツセンター


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 冬期になると、ポートアイランドにある市営のスポーツセンターではアイススケートを楽しむことができる。
 年によって違うのかもしれないが、11月から翌年の3月ぐらいまでスケートリンクが用意されているはずだ。これを楽しみにしているのが、我が家の娘。まだあまり上手には滑れないのだけど、なぜかスケートリンクに立つのが好きらしい。そういう訳で、ここ数年は毎年三回以上通っている。
 そんなに好きならレッスンに参加すればいいと思うのに、人見知りで引っ込み思案の娘は、他人に教わるのは嫌らしい。なので僕が教えている。僕も大して上手いわけではないが、前向きに滑ることことぐらいはできるのだ。えっへん。
 去年はコロナのせいでスケートに行けなかったが、今年はリンクが通常通りの営業に戻った。そういう訳で、二年ぶりにスポーツセンターに行った。
 我が家からだと、交通手段は基本、車だ。スポーツセンターに駐車場はないが、近くに大きなコインパーキングがあるので、そこに駐める。満車で駐められなかったという経験は、今のところない。駐車場からは歩道橋を渡ってスポーツセンターまで歩く。小学生の子どもの足で五分くらいだろうか。遠くはない。
 出かける前に、注意がある。
 注意その1は、手袋を忘れないこと。手袋がないと、滑走させてもらえない。忘れてもリンクで買うことはできるが、モノの割に高価なので、なるべく持っていくべきだ。
 注意その2、出かける前に、リンクが使用可能かどうかを確かめること。特に土日は大会などのせいで一般客が使用できない場合がある。営業状況は、ホームページのカレンダーで確認できるから、ネットで確かめればいい。不安なら電話する。僕は以前、確かめずに出かけて、滑らせてもらえなかったことがあった。休日に出かける場合は絶対に確認するべし。
 さて、スポーツセンターに入ったら、自動販売機でチケットを買う。子連れの場合は子どもの年齢に応じて割引されたチケットを利用できる。滑るのは子どもだけで大人は付き添い、という場合は、子どもの料金だけでいいようだ。
 自動販売機では、貸し靴券も予め買っておく。
 貸し靴は、更衣室の手前で借りられる。僕は毎年、自分のスケート靴のサイズが思い出せなくて困るので、自分に合うサイズが分かったらどこかにメモしておくといいかもしれない。ちなみに、借りた靴のサイズが合わなくても、後から交換してもらえる。ただ、何度も履いたり脱いだりするのは面倒なので、できれば一発でジャストサイズを選びたいところだ。まだ滑走できない小さな子どもには、滑りにくいけど立ちやすい、二枚刃のシューズが用意されてる。リンクで立つのも難しい子どもなら、まず二枚刃を選んでみてもいいかもしれない。

 靴を借りたら更衣室で履き替えて、いよいよリンクに出る。あとはルールを守って楽しく滑るだけだ。

 今年最初のスケートは、長女がねばりにねばって、二時間以上滑った。最初は、滑る感覚を取り戻すのに時間がかかったけど、滑りはじめると、危なっかしい腰つきで楽しそうに滑った。よほど好きらしい。
 近頃は、冬期になると出張の小さなスケートリンクを設置する大型商業施設が増えた。あれ、とてもいいと思う。料金もべらぼうって訳じゃない。ただ、時間制限があったりなんかして、長時間楽しもうと思うと、やっぱりスポーツセンターの方がいい。広いしね。