笛吹きもぐらは旅をする

笛吹きの、慢性疲労症候群の療養日記。

ペンの滑り止め/パーカーにマニキュアを塗ってみた

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 スケジュール管理のための手帳に、高校生のころに使っていたパーカーのノック式ボールペンを使っている。パーカーは矢羽根デザインのクリップがかっこよくて気に入っているのだが、無垢のステンレス軸は指先で滑って書きにくいのが欠点だ。なんとかならないかな、と思ってグーグル先生に尋ねてみると、マニキュアを塗るといいという情報を得た。なるほど、やってみよう。
 問題は、マニキュアを準備しなければならないこと。僕は男性なので、マニキュアを塗る習慣がない。妻にもマニキュアを塗る習慣はない。しかし一応尋ねてみると「あるよ」という応えがかえってきたので、借りた。ラッキー。
 妻が貸してくれたのは、薄いベージュのラメ入りのマニキュア。トップコートのような無色透明がよかったのだが、それは持っていないのだそうだ。まあちょっとぐらい色がつくのはいいかと諦めて、よく拭いたペンのボディにペタペタと塗る。久しぶりに溶剤の匂いを嗅いだ。なかなか強烈。小学校の頃にプラモデルをよく作ったけど、あの接着剤の匂いを思い出した。
 五分程度乾燥させてから握ってみると、ものすごくグリップするわけじゃないけど、塗らない時よりは全然いい。薄く塗りつけたので、遠目には判別できないぐらいの色づきだから、見た目にも問題ない。いいじゃん。書きやすくなった。

 ネットの情報って玉石混淆。信じていいのかどうか、いつも判断に迷うのだけど、役に立つことも多い。結局最後は、自分で判断するしかない。今回のは、信じて正解だった。