笛吹きもぐらは旅をする

笛吹きの、慢性疲労症候群の療養日記。

太軸・太芯のシャープペンシルがほしい

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 コクヨのPS-P101という、太芯のシャープペンシルを使っている。コクヨのホームページでは「鉛筆シャープ」という名称で紹介されているが、普通のシャープペンシルと何が違うかというと、芯の太さがちがう。一般的なシャープペンシルの芯径は0.5mmであるのに対し、PS-P101の芯径は1.3mm。これがつまり、一般的なシャープペンシルより太くて鉛筆のようなので、「鉛筆シャープ」というわけだ。ちなみに0.9mmや0.7mmの鉛筆シャープもあるらしい。
 この太芯のシャープペンシルは、オーケストラの練習の時に、指揮者からの指示や演奏上の注意点を書き込んだり、見落としては困る譜面の情報をマークアップしたりするのに使っている。一般的な0.5mmの芯では線が細すぎて、演奏中に書き込みを見落としてしまうことがあるのだけど、太芯ならばその心配がほとんどない。

 以前は、プラチナ製の「プレスマン」という0.9mmのシャープペンシルを使っていた。0.9mmも悪くない。しかし、1.3mmの方が見やすいし、芯が折れにくいように感じる。世の中には2mmや3.2mm、はては5.6mmなどという芯径も存在するようだ。しかし、あまり太くても僕には意味がないので、僕にはこの1.3mmか、せいぜい2mmぐらいがちょうどいいように思える。
 それに、プレスマンは鉛筆シャープより全長が長い。たくさん書くなら長い方が疲れにくいが、僕みたいな使い方だと、短い方が取り回しやすい。この短さも、僕が鉛筆シャープを気に入っているポイントだ。携帯性もいいしね。

 しかし近頃、もう数年使っているので軸がべたつくようになってきた。ラバー加工を施した軸やグリップが数年で加水してベタついてくるのは仕方がない。なので買い換えを考えている。高価なものではないし、気に入ってもいるので、同じものを買い直してもいいのだけど、せっかく買うのなら何か個性的なものがいいなあ。長く使うしね。そう思いながらナガサワ文具の売り場を歩いたりAmazonで調べたりしていると、太芯のシャープペンシルの選択肢がたくさんあることに気づいた。
 僕が鉛筆シャープを買った頃には、こんなに種類豊富ではなかったような気がする。太芯のシャープペンシルの人気が上がって文具メーカーのラインナップが増えたのだろうか。
 長すぎない、クリップ付きの、金属軸のシャープペンシルで、芯径は1.3mmか2mmがいいなあと最近は考えている。オーケストラの合奏や中学校の部活指導に持ち出すので、あまり高価でない、気楽でタフなものがほしい。候補はいくつかあるが、まだ絞りきれない。うーん、どれにしようかな。迷う迷う・・・でも、迷うのは楽しい。買い物で迷うのは心躍る。急ぐ買い物じゃないし、もう少し楽しんでいよう。