笛吹きもぐらは旅をする

笛吹きの、慢性疲労症候群の療養日記。

官製はがき

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 先だって撮影のお手伝いをした相手から、お礼に菓子折をいただいた。送り主は依頼者の会社の方。お礼を言いたいのだけど、面識はないし、LINEもメールも知らないしな・・・どうしよう。いただいたお菓子を頬張りながらしばらく考えて、はがきを出すことにした。
 例えば、急ぎの用事で骨折りをお願いした時なんかで、相手が先方の会社の事務職さんだとか受付係だった時に、お礼は伝えたいのだけど電話をするほどでもない、という時に、僕はこの手をつかう。はがきであれば、相手の仕事を中断させないし、プライベートにふみこむこともない。ちょうどいい。
 僕が子どもの頃、官製はがきといえば50円だった。それから何度かの値上げを経て、僕の手元には62円のはがきのストックがある。しかし、今ははがきの送料がさらにもう1円あがって、63円。なので、一円切手を足して投函した。
 ペーパーレス化のすすむ世の中だが、なんだかんだで、紙のやりとりはまだある。そして、そのコストはだんだん高くなっていく。たばこじゃないが、一通100円超えたらさすがに、この習慣もやめてしまうかもなあ。割と気に入ってる方法なんだけど。