笛吹きもぐらは旅をする

笛吹きの、慢性疲労症候群の療養日記。

ヤマト運輸

f:id:sekimogura:20230303114542j:image

 

 ヘインズのキィバランスが狂ってきた。ここのところヘインズはあまり頻繁には使っていなかったのだけど、最後に調整を頼んだのが多分3年前くらいだから、さすがにところどころおかしくなっている。特にAisキィと右手人差し指の連結が甘くなっていて、Bbの鳴りが悪い。いくらなんでも直さなければ、演奏には使えない。
 フルートの調整は東京のアキヤマフルートの秋山さんにお願いしている。秋山さんの仕事はとにかく堅実、確実。一度秋山さんにお願いしたら、他の人に頼もうって気になれなくなる。秋山さんの製作する楽器も素晴らしい。僕は頭部管のみ、秋山さんの製品を使っているけど、胴体も欲しいなあ。お金があれば買うのだけど、今は余裕なし。
 秋山さんの工房は東京の練馬にある。何度かお邪魔したことはあるが、神戸から楽器を持参するには、ちょっと遠い。なので基本、運送サービスを利用して送ることになる。できるだけ丁寧に梱包して、運送中にうける楽器のダメージを最小限にとどめる工夫して、業者に引き渡す。

 その運送業者、いくつか選択肢があるけれど、僕は基本、ヤマト運輸に頼むことにしている。
 営業所が近所だっていうのもあるけど、大事な楽器を運んでもらうのだから、信用できる業者を選びたい。僕は今のところ、ヤマトさんに頼んで不快な思いをしたことはない。窓口の対応もしっかりしているし、配送スタッフも丁寧な仕事をしていると感じる。
 佐川急便やゆうパックも悪くないけど、佐川急便は体育会系なノリがなんとなく苦手だったり、ゆうパックは箱のサイズが微妙に楽器にあわなくて料金が割高になったりするので、選ばない。任せても大丈夫だとは思うけど、そのへんは雰囲気だな。

 コロナでインターネットショッピングが急速に一般化したせいか、宅配業者のトラックを見かける頻度が高くなった。そして、ドライバーはいつも忙しそう。宅配業者はどこも人手不足ときくけれど、きっと本当にそうなんだろうな。
 僕も時々、Amazonで買い物するわけだが、そうするともちろん、商品は宅配で届く。僕の印象として、高額な商品は佐川かヤマトがデフォルトで時々日本郵便、多少ラフに扱っても壊れず、仮に壊れたとしても損害の少ない商品はAmazonの委託業者から届く、というイメージがある。コストとリスクによって使い分けているのだろう。そういうAmazonの姿勢からも、佐川、ヤマトは信頼度が高いことがうかがえる。タフな仕事をきめ細かくこなすのは大変だろう。ユニフォームを着て走り回るドライバーには本当に頭が下がる。
 逆に・・・その、何というか・・・ヤマトや佐川以外の業者さんは、もうちょっと丁寧に仕事してくれると嬉しいな。ポストに収まるか収まらないかっていうギリギリのサイズの封筒を無理にポストに押し込んだりみたいなことは、さすがにナシだぜ。僕の場合だと、そういう封筒の中身って、Amazonに頼んだものだと本やノート、それ以外だと資格取得の関係でやりとりしている書類だったりするのだけど、本のページが折れていたりノートが曲がっていたりするのは嫌だなあ。書類は折れてると書きにくいしね。
 でも多分、安い料金で配送してくれているんだと思う。まあ僕も、ネットで買う時は店舗で買うよりも安いことを期待しているし、僕のペイが少ないってことは、ネットショップだって配送にかける経費を低く抑えたいに違いない。薄利多売的に配送業務をこなすためにはどうしたって件数をこなさなきゃいけないだろうから、サービスよりも効率重視になるのは仕方ないだろう。そこは、バランスだな。もちろん、だからって本を折り曲げてもらっては困るのだけど。

 ヘインズは日本郵便で送り返されてきた。梱包をといて試し吹きすると、さすが秋山さんの調整、完璧だ。いつもありがとうございます。そして、事故なく楽器を運んでくれたヤマト運輸日本郵便には感謝したい。あ、ちなみに以前は佐川急便さんに頼んだこともあります。佐川さんも、ありがとう。