笛吹きもぐらは旅をする

笛吹きの、慢性疲労症候群の療養日記。

検査結果


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 病院で、検査入院で行った検査の結果を聞いてきた。
 コルチゾール値はかなり低い状態が続いているが、副腎の機能不全と言い切るには微妙なラインだ、というのが検査結果だった。結果を告げたドクターも、結果を聞いた僕も、苦笑いした。なんとも中途半端な結果だった。
 しかし、コルチゾール値が慢性的に低いのは確かだし、僕は一日中続く倦怠感に悩まされ続けている。そして症状が改善する兆しはない。処方されているコートリル錠に効果はあるが、これは症状を抑制しているだけで、問題を根本的に解決してくれるわけではない。さて、どうするべきか。うーん、迷う。
 コートリルが効いているなら量を増やして飲み続けるか、あるいは大学病院の内分泌科で専門的な研究をしている医師に相談して別の治療の可能性を探ってみるか。そんなことをドクターから提案された。薬は、気が乗らない。副作用もあるし、離脱症状もキツいらしいのだ。では後者? しかし、この病院にいる内分泌が専門のドクターが言うには、別の病院に行っても多分、同じような検査をされて、同じような結果が出るだろうということらしかった。じゃあ行っても意味ない可能性が高いってこと?
 とりあえずその日は、判断を保留して、一旦帰宅した。
 退院したときにもらったコートリルは尽きたので、薬無しで一日過ごしてみた。確かに、服用していた時よりも倦怠感は強い気がする。一日中、まんべんなく体が重いのだけど、特に午前九時から十時頃がキツい。今は療養休暇で休んでいるから、多少キツくても問題ないが、仕事に戻るとなると、果たして十分なパフォーマンスを発揮できるのかどうか、ちょっと自信がもてない。

 そういうわけで、日々、鬱々とした気分で過ごしている。せっかく休んでいるのだから少し遠出でもすれば気が晴れるんだろうけど、今はその体力もない。ものすごくダルくて疲れやすいという点を除いては、健康なんだけどなあ。