笛吹きもぐらは旅をする

笛吹きの、慢性疲労症候群の療養日記。

NORTHFACEのフリース、おかえり。


f:id:sekimogura:20211220221215j:image

 

 年明けの一月の仕上がりと言われていたノースフェイスのフリースの修繕、12月中旬にお店から「修理が終わりました」と電話をもらった。ちょっとびっくりしたけど、修理が早く終わったのは有り難い。さっそく受け取りに行った。
 師走の三宮、コロナの流行も中休みとあり、結構な人出だ。パンデミック前の雰囲気を少し思い出した。二年前なら、こんな人混みを見ても何とも思わなかったけれど、今はたったそれだけの事に色々考えてしまう。この賑わいが当たり前に感じられる日がまた来るのだろうか。

 さて、旧居留地にあるNORTHFACEの路面店に到着し、スタッフさんに伝票を渡した。持ち帰りに袋を使うと別料金なのですがどうしましょう、と訪ねられる。それについては予め連絡の電話で案内されていたので、僕は大きな鞄を持って来店していた。袋はもらわず、自分の鞄に入れてもらう。そして、料金は預けた時の案内のとおり1000円+tax。
 修理の仕上がりは、素晴らしい。修理をしたのだということを知っていなければ気づかないであろうくらい、きっちり自然に修繕されている。もちろん、袖のゴムは新品だ。羽織って袖をまくり上げると、肘の手前できちんととまる。完璧。
 愛着のある服が、機能を取り戻してまた長く着られるようになるのは、とても嬉しい。こんなにちゃんと直してもらえるんなら、裾の方のゴムも換えてもらえばよかったな。

 翌日、フリースを洗濯し、その夜にさっそく着た。うん、良い感じ。コロンビアのフリースも気に入っていたけれど、やっぱり寝間着として着るにはちょっとタイトすぎた。ノースフェイスのフリースはゆったりしていて、実に具合がいい。その夜は、気持ちよく眠ることができた。