笛吹きもぐらは旅をする

笛吹きの、慢性疲労症候群の療養日記。

モデルナ接種、二回目


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 二度目のワクチン接種、同じ場所で、同じワクチン、もう手順は分かっている。受付、問診、接種、経過観察、はいおしまい。一回目の時は夕方に受けたので入れなかったスタジアムへ寄ってみる。ピッチの人工芝のところまで入ることができて、ちょっとだけサッカー選手の気分。今度ここへ来るときは、試合を見ながらビールを飲むときだ。その時まで、バイバイ、ノエビアスタジアム
 二回目の接種の副反応がひどいと噂のモデルナ製ワクチン。さてどうだろう。接種までの流れはもう知っているから何も思わなかったけれど、うーん、でもやっぱり、ちょっと緊張しているかも。一回目とは違う緊張だ。一回目は、とにかく初めてだという緊張で、二回目は、モデルナの副反応がどうなるかわからなくてちょっと恐いっていう緊張。

 注射をうけた左腕は、接種直後から少し重い印象。一回目は兵庫駅に戻ったあたりから重さを感じ始めたので、なんだか痛みが出るのが早い気がする。しかし、いきなり気分が悪くなるとか頭痛がするとかってことはない。接種を受けたのは午前中で、ノエビアスタジアムから車を駐めてあるイオンまでのんびり歩き、イオンの「いきなりステーキ」で肉を食べてから車に乗る。運転も問題なし。
 その日の夕方まで、一回目と同じように左肩が痛むこと以外には、特別異常を感じずに過ごした。
 なんだ、問題ないじゃん。夕食の頃には、もうこのまま何も起きないんじゃないかと決めてかかって、左腕の痛みさえなければワクチンを接種したことさえ忘れてしまいそうだった。しかし。夜になって子どもと一緒に風呂を済ませた後、ちょっと寒気を感じて体温計を脇に挟んでみると、37.4℃の微熱だった。
 ついに来たな、副反応。
 その夜は子どもと一緒に20時過ぎに休んだ。夜中の2時、4時、そして朝の6時に目が覚める。その度に、異常な倦怠感を感じた。インフルエンザに罹った時に感じる、あの倦怠感だ。絶対に高熱が出ている。7時過ぎに検温すると、38℃を超えていた。まともに立ち上がれないぐらいしんどい。食事を摂る気にもなれない。9時ぐらいになってやっと食卓につき、カロリーメイト半箱をなんとか飲み下す。そして解熱剤。で、またベッドに倒れ込む。
 一日中、熱との戦いだった。解熱剤で少し熱は抑えられたが、昼過ぎにはまた体温が上がって、もう一度解熱剤を飲む。食欲は微塵もなし。しかし妻に睨まれて、無理矢理に昼食を胃に詰め込んだ。午後も寝て過ごす。本を読む気力もない。ただただ、眠る。
 夕方になって、熱が下がり始めた。夕食は控えめに摂る。腹にものがはいると、力がわいてくるから不思議だ。かなり汗をかいて不快だったので、どうせついでだからと思い、子どもと一緒に風呂に入る。さっぱりすると今度は気が抜けて、また子どもと一緒に眠ってしまった。
 翌朝、体温を測ると、平熱より少し高めではあるものの、一応36℃台に下がり、徐々に平熱まで落ちていった。これで多分、副反応は終了。ふう。

 ひどいと聞いていたモデルナの副反応、噂通りだった。インフルエンザのワクチンを子どもの頃に打ったことがあるけれど、こんな熱は出なかったよなあ。従来型のインフルエンザのワクチンと、一体何が違うんだろう?
 ワクチンの接種可能年齢が12歳まで引き下げられたらしいのだが、この高熱の苦しみを小学校六年生の子どもが味わわねばならないのだとしたら、酷な話だ。もうちょっと副反応の少ないワクチンはできないのかなあ。もうすぐ国産ワクチンができるらしいけど、副反応の少ないやつを希望します、是非。

 もし、例のモデルナアームの症状が出るなら、接種の一週間後あたりと聞いている。それが、三日後ぐらいなのだけど、さて、出るだろうか。どきどきする。やだなあ。

 


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